戦略コンサルタントへの転職を目指す方のための必読書。コンサル転職へのおすすめの本をご紹介。コンサルタントへの転職、コンサルケース面接の対策にどのように活かすか?も解説しています。
外資系戦略コンサルティング会社BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)出身の戦略コンサルタントが巷に溢れる“ケース対策”又は“コンサル”と銘打った素敵な本たちを読み解き、「どのようにコンサル転職に活かせばよいか?」「ケース対策に活かせばよいか?」を解説していきます。
もちろん、「この本は読む必要はありません。」まで。
コンサル転職対策に欠かせないWeb教材
「考えるエンジン講座」が提供するWeb教材のご紹介。
フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など「ケース面接」対策教材の決定版の全てがここにあります。
※「僕の答え」が書いてあるため、他の人に教えたくない!と言われております
IGPIのパートナーの「木村尚敬」さんが書かれた本。
うちのエージェント「251CAREeR」を通して、IGPIを受ける方には必ず、読んでもらっている本がこの、
ダークサイドスキル
である。
なぜ、読んでもらっているか?というと、もちろん、中身がコンサルティングファームの中でも、異なるポジショニング/イメージがあるIGPIを把握しやすいというのもあるけど、それ以上に
有名すぎる冨山さんの
本だけじゃねーぞ、
読んでいるのは!
という、
IGPI愛を示しやすい
からだ。
ダメな奴の、99%の原因は
愛と創造力の欠如
だ。だから、面接を受けるにあたり、IGPIへの愛を示すのは常識というか、礼儀。
なので、この本は必ず、読むべき本。
ちなみに、この「愛と創造力の欠如」というのは、2年位前に、ごはんをしたときにたまたま同席していたDeNAの女の子が
使っていた言葉。
彼女は独特の雰囲気を持ち、哲学的な思想と日本人離れした顔立ちだったし、それ以来、一度たりとも会ってないし、会うこともないだろうが、今でも鮮明に覚えている。
ほんと、愛と創造力。
これが一番、仕事で大事。
ほんと、欠如しているやつが、多い。
今日も後輩を叱ってきた。
というようなことを言っていた。
私も事業家の端くれだが、本当にそう思う。
愛と創造力が無い仕事は作業で、+αの付加価値は無いし、本人も作業でやっている。
考えるエンジン講座にも「リアリティ・スウィッチ」という考えを深くするスキルがあるのだが、まさに、違う言い方をすれば、この「愛と創造力の欠如」から脱するスキルだ。
珍しく?ATカーニーの方の本!
マネージャーの「笛木克純さん」が書かれた本。
これ、コンサルタントの方、必読の書ですね。
本当に、リアル!なTIPSがフンダンに盛り込まれており、面白い。
182ページには「コールドコールのテクニック」
という項目があるくらい、実用的な技がいっぱいのっている。
言葉の使い方もキャッチ―で、ホント好き。
土俵理論
とか、もう、素敵すぎる。
ケース面接対策としては読む必要はないが、コンサルタントとなり、半年たったら、是非、読みましょう。
シグマクシスのパートナーであられる「柴沼俊一さん」が書かれた本。
シグマクシスには、一時期、BCGから多くのコンサルタントが転職していったので、なんか、馴染みある
まず、ケース面接対策にはダイレクトには使えないと思う。
が、一方で、ケース面接で一番大切なことが指摘されているので、そういう意味では、サラリと読んでしまってもいいかも。
176ページに書いてある
基本は「課題の見極め」
である。うちの講座では「打ち手バカになるな!」といっているやつ。
本当に「課題の見極め」が大事!
BCG出身の「佐藤知恵さん」の本。
うーん、この本は「女性の悩み」をテーマにしていることが多いので、女性向けかもしれない。
ケース対策という意味では読まなくて良いかと思う。
純粋にこの題名になっている「なぜ、マッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」を知りたくて、読みました。
そのあと、読んでいると、気になることに答えてくれている。
新卒で経営コンサルタントになるべきか?
この本は本当に面白い。
個人的には
113ページのクエスチョンとイシューの違い
が好き。
正直、表紙に騙されました!
もう、もう、もう、
漫画だと思ったら、小説やん
漫画で読みたい。
こう、開くと書いてある
コンサルティング会社で奴隷のように働かされ、社畜同然の毎日だった幸助は気づくと、、、
うわ、
こうすけ?
私の師匠の名前=かとうこうすけ!大師匠を思い出してしまったではないか。
それも、彼が奴隷!!!!も、ピンとこないやん!と感じてしまって話が入ってきませんでした。
話を戻すと、小説なので、ちょっと片手落ち感がありますが、コンセプトは面白いので、ぱっと小説を読めちゃう人にはお勧めかと。私は苦手。
話は変わるが、我が加藤広亮師匠はいつの間にか、ソニーライフ・エイゴン生命の社長になっておられた。
その話を聞きに、近況を報告しに、飲みに連れて行ってもらおう。
好きな言葉に
マッキンゼーマフィア
というものがある。
マッキンゼー出身者たちのコミュニティのこと。
彼ら、彼女らは社会に影響を与え続けているからこそ、“マフィア”という言葉を使っているのだろう。
牛耳るイメージかもしれない。
大昔。私がBCG3年目だったころ、世田谷学園の同期の藤井から、こんなことを言われたことを思い出す。
俺の奥さん、マッキンゼーなんだけど、高松が(その競合の)BCGで働いていることが今でも信じられない
と。いっけん、藤井が嫌な奴に思えるが、彼にしてみたら、至極当然の疑問なのだ。
そもそも、藤井は帰国子女の秀才で、当然のように東大理1に行った。
そこで、出会ったのが奥様で、彼が言っていたことが今でも忘れられない。
自分が天才だと思ったが、凡人だった。
大学の試験の勉強を彼女とやると、よくわかる。
あれが、天才だ。うーとしばらく彼女は黙って考えはじめ、しばらくすると、分かった!と叫ぶ。
そしたら、基礎だけでなく、すべての応用問題まで解けるのだ。
彼女の分かったは“すべてがわかった”なのである。
そんな天才がいるのが、マッキンゼーなのである。
もし、俺を天才だとすれば、そんな天才がいるのが、戦略コンサルティングファームである。
でも、もう15年前に言われたことなのに、鮮明に覚えているとは、やはり、俺も天才なのかもしれない。
あ、ケース対策には当然いらない。
この本はめずらしいテーマ=聞き方。
PWCでコンサルをされていた「清水久三子さん」の本
まず出だしが、相当好き
アウトプットの質はインプットの質に規定される
この本もテイストの好き嫌いかもしれないが、頭に入ってきづらい。
あ、これぞ、聞き方=読み方の力がないのかもしれない。
ケース対策としては必要がない。
時代を先取りしている、というか、未来を見て、現実を作っているように思える
天才・佐渡島庸平さん
の本。正直、彼こそ、現代の本当のコンサルタントではないか?と、ふと思い、コンサル本55にもいれちゃいました。
この本はコンサルに限らず、全ビジネスパーソンが読むべき本だと思う。
これからはコミュニティの時代。
それを表すかのように、FBなどで運営されるオンラインサロンが普通の時代に。
コミュニティを持つ≒影響力を持つ≒信頼をうむことができることが大事な時代。
私が起業した2013年のとき、「考えるエンジン講座」を通して、考えるエンジンマフィアを作り、その中で楽しむ。
生徒=弟子の成長と失敗を肴に飲む。
と思って、夢見たが、そこから6年、時代が追いついてきた感じ。
いまでは、千人を超えるコミュニティに広がっている。
そして2018年には、オンラインサロン「考えるエンジンマフィア」が立ち上がった。
偉そうに言えば、佐渡島さんも同じことを語っている
https://newspicks.com/news/2202550/
少し先の未来を地でいくと、ドキドキするけど、その分、ワクワクもする。
読みましょう。
IGPIへの愛を示すなら、もちろん、必読な本=冨山さんの本
私の「コンサル99」の中でも、これからのコンサルは
戦略×テクノロジー
と書いた。が、まさに、こういう時代なのである。
オーソドックな戦略論だけではもう手遅れ。
テクノロジー=AIやブロックチェーン、ドローンなどを理解し、考えられることが求められる
そんな本です。
コンサル転職対策に欠かせないWeb教材
「考えるエンジン講座」が提供するWeb教材のご紹介。
フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など「ケース面接」対策教材の決定版の全てがここにあります。
※「僕の答え」が書いてあるため、他の人に教えたくない!と言われております