戦略コンサルタント転職必読書 | コンサル転職おすすめ本

戦略コンサルタント転職必読書 No. 051-060まで


戦略コンサルタントへの転職を目指す方のための必読書。コンサル転職へのおすすめの本をご紹介。コンサルタントへの転職、コンサルケース面接の対策にどのように活かすか?も解説しています。

 

外資系戦略コンサルティング会社BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)出身の戦略コンサルタントが巷に溢れる“ケース対策”又は“コンサル”と銘打った素敵な本たちを読み解き、「どのようにコンサル転職に活かせばよいか?」「ケース対策に活かせばよいか?」を解説していきます。

もちろん、「この本は読む必要はありません。」まで。

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51. 最強のシナリオプランニング

ATカーニーの日本代表であられる「梅沢高明」さんが編著された本で、この「シナリオプランニング」以外にも、「コスト削減」「営業戦略」「業務改革」もある。

テーマもだが、この梅澤さんに興味がある、この本をまず、読むことにしました。

 

最初に興味を持ったのが、奥様が、

 

ビジュアルアーティスト

Sputniko!
(スプツニ子)

http://sputniko.com/biography/

 

 

であること。この“スプツニ子”さんもタダモノではない感満載だし、梅沢さんも、なんか“天才”臭満載なので、惹かれる。


 

さて、本題に戻りますと、ココを読んでほしい。

 

63ページ:第4章世界の酒類・飲料業界の変化

 

あ、忘れてましたが、「ケース対策」という意味では読む必要はないですが、前も書きましたが、「未来予測」「シナリオプランニング」はコンサルタントの付加価値が出やすいですし、単純に、面白い。

 

読者にとってピンと来やすいテーマなので、この章は読みやすいはず。

それ以外は、「地銀」「インド市場」「電力」などなので、このテーマから始めるのがよいと思います。

 


52. 世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業

この本を読むのであれば、同じ著者である津田久資さんが書かれた

 

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?

 

を読むことをお勧めします。

だって、だって、だって、

 

同じこと書いてあるんだもん



53. グローバルエリートの仕事作法

著者は、ATカーニー日本法人会長

 

梅澤高明さん

 

「最強のシナリオプランニング」という本を前に出していたことからも推察されるように、この分野が得意な事は勿論ですが、“大好き”感が伝わってくる。

 

もうお分かりかと思いますが「ケース対策」という意味では読む必要はありません。

 

思考法や仕事術というよりは、

 

グローバルエリートってどんな感じで、どうやったら、なれるのか?

 

なので、それを知りたい人にはお勧め。

 



54. 世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた

コンサルってどんな仕事? 一言でいうと、

 

知的水商売

 

コンサルと、ホステス/ホストに求められる能力は似てる、お話しは続いていきます。

ここら辺は、だれもが知っている?ので、面白くもない。

外れ本かな?と思っていたら、

 

111ページ:解雇するときも相手にやさしく

 

コンサル本でたぶん、唯一だと思うが、コンサルを退職する≒アウトになるときの、「雰囲気(やりとり)」を垣間見ることができる。

 

コンサル転職を目指す人にとっては、この数ページを読むだけでOK。

 



55. 考える力をつける本

もちろん、ご存じ「畑村式わかる技術」という名著を書かれた、失敗学の権威「畑村洋太郎」教授の本。

 

まず、「ケース対策」という意味では読む必要はないが、「コンサルタントとして、いい感じになる」ためには必読である。

 

コンサルタントとして、「クライアントが長年悩む問題に取り組む時」どのように解けばいいか?考えていけばいいか?、畑村教授独特のわかり易い語り口で書かれている。

 

さて、本題に戻りますと、ココを読んでほしい

 

21ページ:「考え」とはどういうものか?

 

さまざまな要素が結びついてある働き(機能)をする構造を持ったもの

すべては要素・構造・機能で表現できる

 

トラックの例を用いて、非常にわかり易く書いてくれている。

物事を考える際、この分解をしてみるということは非常に大切なことだ。



56. 企業価値4倍のマネジメント

ベイン・アンド・カンパニーと、ベインの東京オフィスの代表の火浦さんが書かれた本。

 

「戦略コンサルタント転職必読書 ~ケース対策のヒント55~」の時に

 

なんで、取り上げなかったのか?

 

と思うほど、良書すぎてびっくりした。

 

ケース面接対策として読むべき箇所は、1章と2章。 

 


 

 

特に

 

57ページ:第2章にある

 

企業の差別化の源泉15類型

 

は、すごく勉強になるし、

 

 

ビジネスケースを考える上で、参考になるフレームワークになりえる。

コンサルタントの方や、ビジネスという観点でいえば、全部読むべきですよ、勿論。

この本はめちゃくちゃ、整っているし、ベインっぽい。

 

価値に拘り、まさに本の題名にあるように「企業価値を4倍にする」ことを小学5年生のようにまっすぐに目指す、ベインを体感できるはずだ。


57. TIME TALENT ENERGY

こちらも2017年に発売された、ベイン・アンド・カンパニーの本。

まず、最初に行っておくと、

「ケース面接対策」

という意味で読むべき箇所はゼロ。

 

 

読む必要はありません。


 

しかしながら、この本は現役のコンサルタントにとっては、面白すぎる本と感じるはずだ。

 

帯に書いてあるのだが、

 

「働き方改革」では組織の

生産性は上がらない。

 

アウトプット最大化のカギは

「Aクラス人材」の配置である。

 

とある。「大企業病」から、如何に脱するか?この本で学べます。

 

繰り返しになるが、ケース面接対策には、1ミリも為になりません。


58. アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」

アクセンチュア株式会社の代表取締役 江川昌史さんの本。

 

ケース対策には1ミリも役に立ちませんが、コンサルの中で、異才を放ち・絶好調なアクセンチュアを垣間見るのに途轍もなく良い本です。

 

アクセンチュアは

BCGの規模の20倍もある。

 

 

だから、「夜中まで、働け!」では、いい意味でも悪い意味でも済まされない。


 

 

コンサルティングワークという「そもそも、めちゃくちゃハード」である中で、

 

いかに、生産性を高め、

ハードすぎないファームにするか?

 

が描かれている。

 

実際、アクセンチュアのMDの方と話す機会があるのだが、苦しみながらもそれを見事に実現しているから、本当にスゴイ。

 

コンサルというハードな世界に飛び込みたいけど、ハードすぎるのは家庭・家族的に困る的な方は、まず、読みましょう。

 

そしたら、間違いなく、第一志望がアクセンチュア戦略になることでしょう。

 

実際、戦略×テクノロジーなら「1番」ですし、本当におすすめなファーム。


59. BCG デジタル革命時代における保険会社経営

私の師匠の「佐々木さん」と、完全同期の「高部さん」。

そして一緒に仕事したことのある「山形さん」とか、何だか、仲良くしていた皆さんが書いた本。

 

だからといって、甘くするわけではないが、

 

保険だけじゃなくて、

金融出身者がコンサルを

受ける場合は

 

絶対に読んだ方がよい。


 

まず、ケース面接対策も大事だが、疎かにしがちなのが、

 

自分の業界のお勉強

 

である。特に金融出身者は「その過ごし方」で知識のつき方に雲泥の差があるため、面接すると、、、

 

あれ?この人、金融のことわかってない?

 

と思われてしまう。

 

それ自体では落ちないのだが、金融を知らないまま、仕事をしてしまうひとである!という示唆をくみ取り、だいたい落ちる。

 

ので、きっちり、勉強しましょう。


60. ファイナンス思考

マッキンゼー出身の異才「朝倉祐介」さんの本。

 

まず、私は繋がってないけど、うちの弟とFBで繋がっているよしみで、「さん」付けで呼ばせてもらうと、

 

朝倉さんの本、

めっちゃ、むずい。

 

そうそう、この本=「論語と算盤と私」

 

と思って、この本もきっとそうだろうなと思いつつ、でも、やっぱ、読んではみたいと思い、この本をぽちり。

 

したら。。。

 


分かりやすいやん。

 

なにより、オモロイやん。

 

正直、たぶん、マッキンゼー出身だし、弟と繋がっているくらいだから、友達にはなれないタイプだと思うけど、前の本とは違うテイストで、めちゃくちゃ好き。

 

いや、友達になりたい。

 

ということで、コンサル面接という意味では、ほとんど必要なさそうに見えるけど、根底に流れる「数字」の強さとか、PLやBS的な会計的な意味をセンスで掴む上で、必読だね。

 

読みましょう。



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