コンサルタントへの転職を目指し、転職準備のためご受講いただいた受講生の方々が “まさに、むじゃきに” なげつけてくれた多くの質問。その中から厳選した99個をピックアップして、お答え致しました。
Q50. ケース面接は対策して、何とかなるものなのですか?
過去の「考えるエンジン講座」受講生の結果から見ると、“なんとかなる”と思っています。
例でいえば、べインを落ちた後、「考えるエンジン講座」をして、マッキンゼーに見事内定。
「考えるエンジン講座」受講中、前半にデロイト、アクセンチュアを受けて落ちた方が、最終的にマッキンゼーに見事内定。
ケース面接は「考えるチカラ」を持っているか?を見ているものだと思っています。
そして「考えるチカラ」は鍛えれば習得できる“スキル”です。
やみくもに対策本を読み漁るという方法では「対策」にはなりませんが、「考えるエンジン講座」を受講して必要なスキルを習得した方々が“ちゃんと”結果を出していることを鑑みれば、対策方法が正しければ“なんとかなる”ものだと思います。
Q51. 高松さんがコンサルに転職したときに“ファーストキャリア”がコンサルではなかったことのメリット・デメリットは何だと、思いますか?
新卒では戦略コンサルには人生100回やっても入れないと思う。
東大 物理学 専攻
のフィールド
なので、ファーストキャリアといわれてもピンと来ない。まぁ、弟が新卒でマッキンゼーだから、俺のDNAにもきっと・・・。でも、自分が経験した道だから!ってだけですが、「中途」がいいと思う。
あ、そういえば、こういう発言を「ポジショントーク」というらしい。うちの生徒でマッキンゼーに転職された方が使っており、私も使います。少し、ポジショントークをすると、「中途」がいいと思う。
一つは、現パートナーのうち、9割以上が中途であること。
もう一つは、クライアントは大企業であり、その大企業のなんとも言えぬ「文化」を知っていること。
例えば、上司が帰るまで“帰りづらい”ということなど、典型的。
これは、新卒のコンサルタントには理解できない。
Q52. コンサルタント中で、起業意欲のある人はどのくらいいるのでしょうか?
殆ど、いません。
それは、コンサルタントは「計算が立つ」わけで、一方で、起業には「計算ではそうだけど、やりたいからやる」的なエネルギーが必要だから。
向き不向きでいえば、コンサルタントは起業には向いていない。
Q53. コンサルティングファームに入社されて「失ったモノ」はありますか?
「タクシーに乗る」罪悪感
=常に、タクシーで移動するから。
「本を買う時に吟味・躊躇する」
金銭感覚
=書籍代は、ケース払いが基本だから。
「女の子の相談にぼーと聞く」
ジェントル感
=“問題解決”したくなるから
Q54. コンサルティングファームにおける「新卒」と「中途」の役割・期待をそれぞれ教えてください。
新卒も、中途もどちらも「パートナー」になることを期待されていることは変わりませんし、役割自体は変わりません。
ただ、"特性" という意味では、新卒は「分析」が強く、中途は「インタビュー」が強いとよく言われています。
Q55. 日常生活のセルフマネジメントは?
人によりますが、私の場合は「東洋医学」ですね。
足裏マッサージにはじまり、鍼や、経絡治療。これで、カラダもココロも健康を保っていたように思えます。
一番、御世話になったのは、神楽坂の「エコパオ」(http://www.ecopao.com/)
ここの「経絡治療」本当に効きます。
Q56. コンサルティングファームを比較するときの軸は?
ずばり、教えましょう。
それは、
パートナー(コンサルの一番上の位)の顔ぶれ。
それを見て、「この人と、めっちゃ、働きたい」と思える人がいるか?を軸にするといいと思っています。
と思い、探してみたら、結構、探しにくい。
恐縮ながら、BCG
http://www.bcg.co.jp/bcg_japan/experts/partner.aspx
あとは、ご自分で。
Q57. ケース面接で「今のキャリアでの経験」を活かす方法はありますか?
無いかも。純粋に「考えるチカラ」を試しているから。
しかし、そのチカラが見え隠れする、
面接官が今の業務から、
“喰いつく”話ができるか?
は大事かもしれません。
それはコンサルタントになりしとき、クライアントが前職の業務から、“喰いつく”話ができるか?が見えるからです。
Q58. コンサルタントのシゴトは何で評価されますか?
少し、論点を狭めると、
コンサルティングファームは“何で”自らのシゴトを評価するのか?
なにせ、クライアントの売上にすぐに貢献できるケースはしてないし、成果報酬もしてないから、いったい何で自分たちのシゴトを評価したらいいのか。。。分かる?
答えは、
リピート率!
クライアントがまた、次のプロジェクトを買ってくれるか(発注してくれるか)で測るのだ。
Q59. 面接でこれをやったら、「落とされる!」という事はありますか?
第2位
目に「負」が宿る
自分の意見を否定されると、人は“イラっ”とする。それが、エリートだとなおさら。
第1位
「質問」に最短で答えてない
(=論点に答えていない)
面接官が「論点がズレています」と3回言ったら、アウトです。
うちの「考えるエンジン講座」の最初の講義で教え、講義中、ずぅーーーーーと鍛えるのが実はこの「論点に答える」ってやつなのさ。
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