戦略コンサルタントとは コンサルQ&A ~コンサルへの道 99~

【コンサル理解度60%】

コンサルタントへの転職を目指し、転職準備のためご受講いただいた受講生の方々が “まさに、むじゃきに” なげつけてくれた多くの質問。その中から厳選した99個をピックアップして、お答え致しました。


~Q.50からQ.59まで~


Q50. ケース面接は対策して、何とかなるものなのですか?


過去の「考えるエンジン講座」受講生の結果から見ると、“なんとかなる”と思っています。

 

例でいえば、べインを落ちた後、「考えるエンジン講座」をして、マッキンゼーに見事内定。

 

「考えるエンジン講座」受講中、前半にデロイト、アクセンチュアを受けて落ちた方が、最終的にマッキンゼーに見事内定。

 

ケース面接は「考えるチカラ」を持っているか?を見ているものだと思っています。

 

そして「考えるチカラ」は鍛えれば習得できる“スキル”です。

 

やみくもに対策本を読み漁るという方法では「対策」にはなりませんが、「考えるエンジン講座」を受講して必要なスキルを習得した方々が“ちゃんと”結果を出していることを鑑みれば、対策方法が正しければ“なんとかなる”ものだと思います。


Q51. 高松さんがコンサルに転職したときに“ファーストキャリア”がコンサルではなかったことのメリット・デメリットは何だと、思いますか?


 新卒では戦略コンサルには人生100回やっても入れないと思う。

 

東大 物理学 専攻

フィールド

 

なので、ファーストキャリアといわれてもピンと来ない。まぁ、弟が新卒でマッキンゼーだから、俺のDNAにもきっと・・・。でも、自分が経験した道だから!ってだけですが、「中途」がいいと思う。

 

あ、そういえば、こういう発言を「ポジショントーク」というらしい。うちの生徒でマッキンゼーに転職された方が使っており、私も使います。少し、ポジショントークをすると、「中途」がいいと思う。

 

一つは、現パートナーのうち、9割以上が中途であること。

 

もう一つは、クライアントは大企業であり、その大企業のなんとも言えぬ「文化」を知っていること。

 

例えば、上司が帰るまで“帰りづらい”ということなど、典型的。

 

これは、新卒のコンサルタントには理解できない。


Q52. コンサルタント中で、起業意欲のある人はどのくらいいるのでしょうか?


殆ど、いません。

 

それは、コンサルタントは「計算が立つ」わけで、一方で、起業には「計算ではそうだけど、やりたいからやる」的なエネルギーが必要だから。

 

向き不向きでいえば、コンサルタントは起業には向いていない。


Q53. コンサルティングファームに入社されて「失ったモノ」はありますか?


「タクシーに乗る」罪悪感

=常に、タクシーで移動するから。

 

「本を買う時に吟味・躊躇する」

金銭感覚

=書籍代は、ケース払いが基本だから。

 

「女の子の相談にぼーと聞く」

ジェントル感

=“問題解決”したくなるから

 


Q54. コンサルティングファームにおける「新卒」と「中途」の役割・期待をそれぞれ教えてください。


新卒も、中途もどちらも「パートナー」になることを期待されていることは変わりませんし、役割自体は変わりません。

 

ただ、"特性" という意味では、新卒は「分析」が強く、中途は「インタビュー」が強いとよく言われています。


Q55. 日常生活のセルフマネジメントは?


人によりますが、私の場合は「東洋医学」ですね。

 

足裏マッサージにはじまり、鍼や、経絡治療。これで、カラダもココロも健康を保っていたように思えます。

 

一番、御世話になったのは、神楽坂の「エコパオ」(http://www.ecopao.com/)

 

ここの「経絡治療」本当に効きます。


Q56. コンサルティングファームを比較するときの軸は?


ずばり、教えましょう。

 

それは、

 

パートナー(コンサルの一番上の位)の顔ぶれ。

 

それを見て、「この人と、めっちゃ、働きたい」と思える人がいるか?を軸にするといいと思っています。

 

と思い、探してみたら、結構、探しにくい。

 

恐縮ながら、BCG

http://www.bcg.co.jp/bcg_japan/experts/partner.aspx

 

 

あとは、ご自分で。


Q57. ケース面接で「今のキャリアでの経験」を活かす方法はありますか?


無いかも。純粋に「考えるチカラ」を試しているから。

 

しかし、そのチカラが見え隠れする、

 

面接官が今の業務から、

“喰いつく”話ができるか?

 

は大事かもしれません。

 

それはコンサルタントになりしとき、クライアントが前職の業務から、“喰いつく”話ができるか?が見えるからです。


Q58. コンサルタントのシゴトは何で評価されますか?


少し、論点を狭めると、

 

コンサルティングファームは“何で”自らのシゴトを評価するのか?

 

なにせ、クライアントの売上にすぐに貢献できるケースはしてないし、成果報酬もしてないから、いったい何で自分たちのシゴトを評価したらいいのか。。。分かる?

 

答えは、

 

リピート率!

 

クライアントがまた、次のプロジェクトを買ってくれるか(発注してくれるか)で測るのだ。


Q59. 面接でこれをやったら、「落とされる!」という事はありますか?


第2位

目に「負」が宿る

自分の意見を否定されると、人は“イラっ”とする。それが、エリートだとなおさら。

 

第1位

「質問」に最短で答えてない

(=論点に答えていない)

面接官が「論点がズレています」と3回言ったら、アウトです。

 

うちの「考えるエンジン講座」の最初の講義で教え、講義中、ずぅーーーーーと鍛えるのが実はこの「論点に答える」ってやつなのさ。



スポンサーリンク