戦略コンサルタントとは コンサルQ&A ~コンサルへの道 99~

【コンサル理解度70%】

コンサルタントへの転職を目指し、転職準備のためご受講いただいた受講生の方々が “まさに、むじゃきに” なげつけてくれた多くの質問。その中から厳選した99個をピックアップして、お答え致しました。


~Q.60からQ.69まで~


Q60. 戦略コンサルの人たちは本当に、企業価値向上を意識してシゴトしていますか?


そんな、くだらないこと

意識しとらんわ。

ただ、セクシーな論点を立て、

エクセレントに解き続けるだけさ。


Q61. (自作自問シリーズ1)コンサル流タクシーの正しい乗り方があるって本当ですか?


※●=偉い人 ◎=次に偉い人

 

一般的な"タクシーの乗り方"

一番偉い人が「運転席の後ろ」からの、次に偉い人が「助手席の後ろ」。

◎●

 

しかし、

 

コンサルの"タクシーの乗り方"

次に偉い人が「運転席の後ろ」からの、一番偉い人が「助手席の後ろ」

●◎

 

驚きのルール。

 

なぜか?というと、パートナーが「よっこっしょ」しないで済むからなのか、はたまた、「はやく出れるから」か、私も教えてほしい。


Q62. あまたあるコンサルティングファームの話を聞くのは難しく、コンサルティングファームについて、知る良いツール、方法はありませんか?


弊社が提供する「コンサルティングファームとは?」にご参加頂くのが、手っ取り早いですが、それ以外の方法として本をご紹介致します。

 

コンサル一〇〇年史

(著:並木裕太)

マッキンゼーからフィールドマネジメントを立ち上げたスーパースターが書かれた本。歴史的背景とともに、分かり易い本。さすが、スーパースター。

 

プロフェッショナル・アドバイザー

―信頼を勝ちとる方程式

この本も、コンサルティングファームって「必要悪」「虚業」と思われがちですが、そんな気持ちを少し瓦解してくれる本。

 

コンサルティングとは何か

(著:堀紘一)

 

あと、当時も「賛否両論」を生んだのが、この本。

外資系コンサルの真実

―マッキンゼーとボスコン

 

業界本もバカにはできない。

図解入門業界研究 最新コンサル業界の動向とカラクリがよーくわかる本


Q63. どんな資格を有していると、入社後「優遇」されますか?


資格で優遇されるのは医者だけかもしれない。

 

弁護士に「法律を」、会計士・税理士に「会計を」、となった記憶はない。

 

資格=ハイレベルな知識という意味で捉えると、「考えるチカラ」が唯一の武器だから、優遇はされないが、医者だけは違う。

 

特に、製薬企業の提案やプロジェクトにおいて「医者の視点」は有用であり、医者に軽々にはインタビューできないため、ますます優遇される。


Q64. プロジェクトがある間は忙しく、終わったらやっと少し休めるイメージだが「休暇」はどの様にして取れるのでしょうか?


ここまで勝手に申しておりますので、引き続き、勝ってに申しますと、「休み」に関係しそうな、大原則が3つ。

 

原則1

「オフィスから、明日からこのケースです」と言われたら、断れない。

 

原則2

「プロジェクトにアサインされていない」=超優秀か、超ポンコツ。

 

原則3

「プロジェクトワーク以外のお仕事」は基本、無い。

 

なので、「次のケースが始まるまで」は、倫理観次第ですが、オフィスに行く必要は無い。が、ケースをしていない=フリーキャパシティ(通称、フリキャパ)を満喫できるのは、自分は出来る!と自信がある人だけなのだ。


Q65. 英語面接や英語試験ってどのくらいありますか?


基本、ありません。

 

が、マッキンゼーや、カートサーモンは業務上「英語がマスト」感が半端ないため、英語力を試しています。

 

入社後、英語がどのくらい必要か?という話でよく聞くのが、

 

テレカン、テレフォンカンファレンスができるレベル

 

と。私も“いつか”コンサルに戻るために、短期英語留学を狙っています。


Q66. コンサル!と一言にいっても、戦略系、総合系、以外にどのようなコンサルがありますか?


「考えるエンジン講座」以外に、ウイニング就活塾という就活生向けの塾の運営もしておりますが、その中で、大学生にこう言っています。

 

どの企業いっても、

人生は変わらない。

けど、その企業で

トップ20%に入れるかどうかは、

人生が大きく変わる。

 

だから、考えるチカラを磨き、

群を抜こう

 

と。

 

なので、戦略系でも、総合系でも「本当に同じ」だと思うし、やりたい事がやれそうなら、医療系でも会計系でも、システム系でもOK。お、と熱くなっていたら、偶然、コンサルの種類が出てきていましたね。他にありますかね?

 

あ、ありました!

 

【新規事業立ち上げ コンサル】

会社名でいえば、私もBCGに転職する際にエントリーシートで落とされた会社「エムアウト(http://www.m-out.com/)。

 

【テクノロジー/デジタル コンサル】

会社名でいえば、当然、ガートナージャパン(https://www.gartner.co.jp/)やデロイト デジタル(http://www.deloittedigital.jp/)も。

 

あとは、私が今一番、気にしているのが、

 

【戦略PR コンサル】

ベクトル(http://vectorinc.co.jp/)、博報堂ケトル(http://www.kettle.co.jp/)。


Q67. 転職でも入社は難しいイメージが強いですが、倍率は実際どのくらいでしょうか?


BCG時代に、パートナーとかに、あーだこーだ言われて、凹んでいるときに、あるパートナーから、こんなことを言われたことを思い出しました。

 

高松さんも、500倍の選考を通ったんだから、ポテンシャルは絶対にある

 

ということは、倍率は【500倍】(0.2%)

 

一方で、うちの生徒、年間100人のうち、50人は少なくともコンサルから内定を頂き、戦略コンサルも20人はいる。

 

ということは、倍率は【10倍】(10%)

 

改めて、数字にしてみると、

 

考えるエンジン講座って、

500倍を10倍にするってこと

 

今のところ、そうなっております

(自慢)


Q68. 入社後に「あったに越したことがない」スキルはどんなものがありますか?


これは、ランキング形式で参ります。

 

第1位

コンサルの恋人、エクセルシート

私は「IF関数」も知らずでしたから、ファーストケースでご一緒した緒方さんから、「NTTデータなのに? えー?まじか、期待していたのに」と。エクセルシートが使えると、新人でも分かり易い「付加価値」となるので、使えるに越したことがない。

 

第2位

愛しのパワーポイント

パワーポイントスキルは重要です。最終アウトプットがパワーポイント。そして見栄えが大事だから。

 

もう一つ、パワーポイントスキルが重要な理由がございます。例えば10枚のパッケージを3時間で作らなければいかない時、もし、パワーポイントスキルがド下手くその場合

考える時間: 1時間 + パワーポイント作成: 2時間 = 3時間

 

しかし、パワーポイントスキルがある場合

考える時間: 2時間 + パワーポイント作成: 1時間 = 3時間

 

となり、より「考える」事に時間を使えます。

 

第3位

タイピング

意外と忘れがちですが、タイピングは重要。最近では、社内ミーティングで、プロジェクターで映しながら、一人が打つ!ことが多いのですが、そういうときに、タイピングミスが少なく、早いのは気持ちいい。


Q69.アサインされるプロジェクトは選べないイメージがありますが、どのように自分がアサインされるプロジェクトは決まるのですか?


基本的には、こう決まる。

 

“フリーキャパシティ”のコンサルタントの中から、プロジェクトオーナーのパートナーがオフィスと相談して、決める。

 

から、基本的には選べない。のだが、「早いもん勝ち」で決まるわけではなく、「いつも製薬業界だから、他の業界のプロジェクトにアサインさせた方が成長する」「あのパートナーとやりたいと言っていたから、極力、希望を通してあげよう」という議論は必ずある。

 

なぜなら、

 

コンサルタントのモチベーションとアウトプットは正比例どこじゃなく、相関

 

しているからね。



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