考えるエンジン講座受講生100人に著書 ”フェルミ推定から始まる問題解決の技術” について「コンサル転職で役立った」エピソードを聞かせてください。とお願いしました。
本を活用してコンサルティングファームへの転職を成功された生の声をお楽しみください。
コンサルティングファームへ転職する際に実施されるケース面接では様々なフェルミ推定の問題パターンが出題されます。各ファーム、面接官によって出題パターンが異なるので、できるなら面接前に出題されそうな全てのフェルミ推定の問題パターンを網羅できように準備できていると安心できます。
私が実際に活用した「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」には全31問、問題とスクリプト(いわゆる解答)が掲載されており、全てのパターンを網羅しました。
コンサルティングファームのケース面接でフェルミ推定をすると必ず面接官からこんなことを聞かれます。
「なぜそのような前提を置いたのか?」
「なぜそのような計算式になったのか?」
「他の考え方はないのか?」
面接官が聞いてくることは、コンサルタントという仕事をしていく上で必ず抑えておくべき能力があるかどうか判断するための質問です。この「抑えておくべきポイント」はコンサルティングファームに入社すれば身に付く能力ではなく、入社前から持っていないとコンサルタントとして働くことは厳しいものなので、ここで面接官に認めてもらえるような答えを出さなければなりません。ケース面接で答えるフェルミ推定は、解けばいいというわけではないのです。面接官が求める実務で使える答えを導き出さなければならないのです。
「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」ではコンサル経験者であり、最新のケース面接もインプットされている高松さんが書いているので面接官が聞いてくるだろうポイントが盛り込まれています。
実際に、本番で面接官から聞かれたときも「あ、これ本に書いてあったやつだ」と、余裕が生まれました。
ケース問題の解き方だけではなく、ケース面接本番もイメージされているので、ケース面接を受ける人は「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」をバイブルにしてしまうことをおすすめします。
せっかくケース面接対策の武器になるフェルミ推定を「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」で学んで答えを知っても、それだけでは使いこなすことはできません。インプットしたことをケース面接本番で淀みなく話すようになるまで暗記することが必要です。ただ、暗記をすることは簡単なことではないと感じる人もいるでしょう。
ここで考え方を変えて、フェルミ推定に関する本を読み漁った結果、
色々解き方があるけど、ケース面接に結局どの解き方が正解?
と悩み、ムダな時間を過ごす必要がないだけありがたいと思いましょう。
自分で答えを考える必要もなければ、どの解き方を選択すべきなのか考える必要もないのですから。
暗記に苦手意識がある方でも「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」は、少しずつ読んで理解してから暗記に進む流れになっているので安心してください。しかも、小学生でも分かるような話し言葉で書いてあるので、誰でも理解しやすいようになっています。
そしてフェルミ推定本を色々読みすぎて「フェルミ推定って色々解き方あって、小難しいし、どれを参考にすればいいか分かんないなぁ」とフェルミ迷子になっている方。
答えはココにありました!
コンサルティングファームへの転職のケース面接準備としてフェルミ推定対策の必要性を感じ、習得しましたが、コンサルタントになった現在、実務でこの能力が活かせています。
コンサルタントの現場ではケース面接の枠を超えた能力が求められます。
「フェルミ推定から始まる問題解決の技術」で学んだことは、ケース面接対策に留まらず、コンサルタント実務に活かせる能力を習得できました。
これからコンサルティングファームへ入社しようとお考えの方、入社後にムダな苦労をしたくないという方、今から熟読して丸暗記することをおすすめします。