戦略コンサルタントへの転職を目指す方のための必読書。コンサル転職へのおすすめの本をご紹介。コンサルタントへの転職、コンサルケース面接の対策にどのように活かすか?も解説しています。
外資系戦略コンサルティング会社BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)出身の戦略コンサルタントが巷に溢れる“ケース対策”又は“コンサル”と銘打った素敵な本たちを読み解き、「どのようにコンサル転職に活かせばよいか?」「ケース対策に活かせばよいか?」を解説していきます。
もちろん、「この本は読む必要はありません。」まで。
コンサル転職対策に欠かせないWeb教材
「考えるエンジン講座」が提供するWeb教材のご紹介。
フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など「ケース面接」対策教材の決定版の全てがここにあります。
※「僕の答え」が書いてあるため、他の人に教えたくない!と言われております
BCG流
と、付く本は、一体、この日本でどのくらい発売されているのだろうか?
とちょっと気になり、アマゾンで調べてみると、
まだまだ、紹介していない本ありますね。
本題に戻りますと、ココを読んでほしい。
349ページ:未来を想像する
テクロノジーが世界を!ビジネス!をひっぱる中、「ロジカルシンキング」よりも、未来などを予見する「シナリオプランニング」が重要になってくる。
コンサルタントとしても、この能力は大切で、「未来」まではいかないが、中期経営計画をつくる際も「3年から10年後」の未来を予見する必要があるからだ。
ケース問題としてはレアだけど、こういう問題が出たことがある。
日本の人口が、人口比率は変わらず3倍になった場合に起こりうる変化は何か。また、産業構造にはどのような変化が起きるか?
といった問題もある。ので、「未来予測」「シナリオプランニング」は勉強して損はない。
勝間和代さん
が監修されている本。
一見すると、「頭の体操」的な問題がならんでいる本だと思うだろう。
正解!!!
なんですが、そこが罠で、章の一つに、こんなんがある。
227ページ:LESSON 6 ビジネスケース問題
特に、
236ページをみてもらうと、「志望者と面接官」のやりとりが書いてあるのだ。
そこを見て頂くと、雰囲気は伝わるだろう。
しかしながら、「実際の」ケース面接において、この志望者の回答を見てみると、あくまで、戦略コンサルに合格させまくっている、私からすると、
罠にはまりまくり
「本で教える」という制約の中、わかり易くはなっているが、「ケースの解き方」は全く違う(と、私は思う。)
どこが罠かわかるだろうか?
現役コンサルタントにこの問いを渡したとしたら、絶対にこうは解かないだろう。
そのくらい、違う(と、私は思う。)
話は変わりますが、勝間さんは好き嫌いあると思いますが、まじ、すごいひとだと思う。
彼女のすごさがわかるのが、この本。
「有名人になる」ということ
そして、何より、今の彼女の肩書を知っていますか?
プロ雀士
ほんと、コンサルタントで腕を磨き、経済評論家的に芸能人/有名人になり、その流れの終焉を見極めてか、プロ雀士。
好きか嫌いか置いといて、本当にこの方、すごい。
BCG流に続いて、今度は オラクル流
正直、目次がもの物凄く良いのに、内容が「抽象的」になっているので、「ケース対策」としては少なくとも読む必要はない。
オラクルの北米の全コンサルタントと全プロジェクトマネージャーの参加が義務付けられている「コンサルティング研修」の内容を本邦初公開
なので、「第一稿」の時点ではリアリティたっぷりで面白かったはずだ。
しかし、コンサルティングファームの特性の一つである
コンフィデンシャリティ
機密を出すな精神により、どんどん、つまらなくなったかもしれない。
とりあえず、だれか、この研修を受けたことある方、ぜひ、下記までご連絡をください。
takamatsusatoshi@win-kanata.com
ぜひ、教えてください。
帯に誘われて・・
「戦略コンサル本はもういい」と思っているあなたに。本書の方法論を初めて実戦した人は、その威力に驚くだろう。(慎秦俊)
デザインファームとして有名なIDEOと肩を並べる世界級のデザインファームfrogの「常識を破る」ノウハウの全て。
戦略コンサルタントにも必要なことだらけ。
できているか?は、置いといても。
さて、本題に戻りますと、ここを読んでもらいたい。
ちなみに、もうお分かりかもしれないが、「ケース対策」をしたいひとは読まなくてよい。
188ページ :破壊的プレゼンで売り込む 聴衆の心をつかむストーリーの作り方
9分間プレゼン
そして、その9分間の「全体構成」や、その一枚一枚のスライドの意味など、 事細かに説明をしてくれている。
経営コンセプト
というのが、何ともセクシーなお言葉。フレームワークでもなく、経営コンセプト
私なりに解釈すれば、
経営コンセプト=コンサルティングを売りにいくときのテーマ
って感じで捉えています。
言い忘れましたが、ケース対策には読む必要はない。
どう使うか?ですが、
コンサルタントとして【どこに自分の武器をもっていくか?】をここから選んでみたら?
だとおもう。今後、コンサルタントの道を歩むとするならば、この領域のどれかに強味を持っていたほうがいいよ!と内田さんが語りかけてくれている気がしました。
コンサルタントの方であれば、そういう意味で全部読まれたら良いかなと思います。
個人的に、自分が好きな章は、
109ページ~:4章シナリオプランニング
です。BCGアセットの【メガトレンド】は面白かったですね。
BCG経営コンセプトの【構造改革編】を、これまたBCGのパートナーを卒業し、早稲田ビジネススクールや一橋ICSで教鞭をとられている菅野さん。
菅野さんとはお仕事をしたことは無いのですが、BCGに入社して、最初のトレーニング(通称、トレーニングX)の模擬ケースにおいて、むじゃきにお話しを聞きに行き、それも【1時間半】も教えてもらってしまった。
後で、トレーナーの木村さん(その時、プリンシパル。今は、パートナー)から、
「え?菅野さんの時間を1時間半ももらったの?まじか。パートナーだぞ、お前。ある意味、すごいな、お前。あとで、菅野さんにお礼を言わないとだな。」
と言われたのを今でも覚えています。ほんと、今思うと、トレーニングXごときに、1時間半もくれた菅野さん、神すぎる。ってか、モッタイナイ。
本題に戻すと、この本も、【BCG経営コンセプト 市場創造編】と同じく、
経営コンセプト=コンサルティングを売りにいくときのテーマ
として読んでもらうと面白味も100倍。
今、「考えるエンジン講座」など、教育カンパニーをやっているくらいなので、興味はやはり、
イネーブルメント
簡単にいえば、
「BCGと一緒に働くと、クライアントの社員が成長するっしょ」それが価値だ!
という考え方で、これは“手前味噌”的だが、本当にそう思うし、クライアントのエライ方から、本当に有難がられるのもこの付加価値である。
堀紘一さんの成功する人の行動習慣をまとめた本というか、雑誌(=別冊宝島)
もちろん、ケース対策のためには読まなくてよい。
副題にこうある
年収3000万円の壁を超える人が、必ずやっていることがここにある
43の鉄則のうち、刺さった2つをご紹介
第1位:口約束と契約書、重さは変わらない
第2位:悪いオーラがでている人(と付き合わない)
このようなものが、あと41の鉄則が載っているので、コンサルタントというか、ビジネスパーソン全員に通ずる話ばかり。
津田久資さんの“ロジカルシンキング”をNTTデータ時代に受講し、鳥肌がたったのを忘れない。
そのあと、駒場のたこ焼きを食べながら、イロイロなお話しを聞いたのもいい思い出。
東大出身の津田さんが、
「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?」
を書くんかい!
って、突っ込みたくてたまらない。
だって、よくよく考えるとだよ、
「この方法で、東大卒じゃない私が勝ちましたぜ!」
ではなく、
「この方法で、東大卒の私は負けたぜ!」
ってこと。気になる。題名つけたの、誰だろ。
さて、本題に戻りますと、読んでほしいのココ
98ページ:磨かれた語彙力は、論理思考力に直結する
実は、ここに書かれた話こそ、私が2004年に津田さんの授業で感動したことなのだ。
私自身も“あのとき聞いた内容”をまた、ちゃんと読めるとは思ってもみませんでした。
236ページ:「学歴なんて、社会に出たら関係ない」は本当か?
本にも書かれてるとおり“冷静”でクールな津田さんが、
君たち、そんなことでは、東大卒のやつらに一生勝てないぞ!
と叫んだ話が載っている。是非とも、若い方に読んでもらいたい数ページ。
最後になりますが、「ケース対策」という意味では、読む必要はありません。
なにより、私の大好きな
漫画
ってところで、もはや、この本は即買いの、即読み。
だって、1時間もかからず、読めるんだから、お安い御用でしょ。
迷わず、読んじゃえばいいのです。
私も読んで、
まぁ、知らない人だらけ。
知らないことだらけ。
どこを読むとか関係ありませんね、漫画なので、さくっと読んでしまいましょう。
漫画
もう、漫画で経営戦略の歴史を学べるなんて、素敵だよね。
シュンペーター
この名前を聞くと、気持ち悪くなる。
なぜかというと、大学時代、たぶん、大学2年のときに“単位をとるためだけ”に受けた「村田和彦先生」の講義を思い出すからだろう。
シュンペーター
シュンペーター
シュンペーター
と繰り返し、授業で言ってたことを思い出す。
なにせ、“単位をとるためだけ”に受けたのに、内容が、
クソ難しかった
から、単位も落とした。“3週間”くらいでやめたサッカー同窓会のキャプテンに、
テストと答えを教えてもらったのに、
親友の土居ノ内とともに、
単位を見事に落とした!
なので、シュンペーターのところだけ、私は飛ばして読みました。
コンサル転職対策に欠かせないWeb教材
「考えるエンジン講座」が提供するWeb教材のご紹介。
フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など「ケース面接」対策教材の決定版の全てがここにあります。
※「僕の答え」が書いてあるため、他の人に教えたくない!と言われております